"幸せになりたい！"とは多くの方の願いだと思います。
中には"金が欲しい！"が最初に来る人も居ますが、多くの方の望みは"幸せになりたい！"ではないでしょうか？
ところで"幸せ"がどんな状態化を具体的に思い描いている人、思い描けない人が居ることも事実です。
ではどんな状態が"幸せ"なのか、少し"ググって"みましょうか？
少なくとも"お金儲け"や"社会的身分の上下"とは関係が薄そうです。
古くから言われている様に"幸せ"はお金じゃないと言えそうな検索結果がズラッと並びますね。
要約すると、以下のようなことの様です。
1. 楽しいコトを思い浮かべ、常に笑顔で居ましょう。
2. 少しでも運動習慣をつけましょう。
3. 睡眠時間を確保しましょう。
4. 家族や友人との時間を大切にしましょう。
5. お金は自分への投資に使いましょう。
6. 一人で瞑想する時間を作りましょう。
7. 周りの人々に感謝の気持ちを表しましょう。
8. 人に合わせる事を止めましょう。
9. お金儲けや出世欲だけで生きるのを止めましょう。
本当のことですが、理由が無いとちょっとオカルト的でもあります。
では、これらを科学的に検証できるんでしょうか？
実は、脳科学の分野で判っている事が、これらを事実であることを証明しています。
人間の脳は、大きく3つに分けてその役割を定義できるのですが、そのうちの2つは潜在意識、1つが顕在意識として扱われます。
そして人間の行動の9割以上は、じつな潜在意識が制御しているのです。
※ 潜在意識〈爬虫類脳、哺乳類脳〉、顕在意識〈人間脳〉
潜在意識の情報処理能力は、200万/秒とも2000万/秒とも言われています。
それに引き換え、顕在能力の処理能力は20件/秒だとか。
つまり、人の行動は圧倒的に潜在能力に依存していることが判ります。
しかし、処理能力が圧倒的に早いために、顕在能力にはあって潜在能力に無い、以下のような潜在能力の特徴があることまで判っています。
１．良い・悪いの区別がつかない
２．自己・他の区別がつかない
３．休まない
(ほら！あれあれ！
と思い出せない事も後になって思い出すことがあるでしょう？
あれの事です)
４．否定形は理解できない
５．想像と現実の区別がつかない
６．数量の概念がない
(ある、と、ない は判ります)
７．過去・現在・未来が理解できない
８．強烈に変化を恐れる
引き寄せの法則などで語られる「想いは現実となる」は、これらの法則にしたがった場合のみ、適用されます。つまり、想い方が間違っていると、現実にはなりません。
例として「お金持ちになりたい！」と思い込んだとしましょう。
「お金持ちになりたい！」の背景を潜在意識の特徴から拾うと、以下の事実となります。
１．現在はお金持ちではない。または、不足している。
２．現状が大好きで変えたくない。
結果として、「お金が無い、今の状態が大好き！」と理解されます。
これでは、結果として引き寄せらるものが希望したものとは大きく異なることになってしまいます。
ただしく潜在能力を活用するためには「今、自分は大金持ちだ！」と思う事なのですが、実際にお金が無いのにそう思い込むのは難しいので、この手の希望が叶えられる事は非常に少ないのです。
