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人生における【運】の良し悪し

【運】がテーマの書き込みを何件か見かけたので書いてみる。
 
最初に思い浮かぶのは、大谷翔平氏のマンダラート。
これは有名なので、見かけた方も多いだろう。
 
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マンダラートについては他のサイトでも多く語られているので、割愛するとして、
ここで注目したいのは、彼が実現したい目的のひとつに【運】があること。
そして、それを実現するために自分の行動として必要な8つを挙げていること。
これを見ると 「運とは自分の行動で引き寄せることができるもの」 と
定義していることがわかる。
それは正しく、真実である。
こう書くと宗教じみた何か、みたいだが、嘘ではない。
【運】とは自分で掴み取ることができるものなのだ。
 
科学的に解説するには、まず潜在意識のしくみを理解してほしい。
 

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潜在意識は、顕在意識の数万倍とも云われる処理速度を持っているが、
処理できる内容は限定的だ。
【運】に関係するのは、人の行動の多くを支配している潜在意識の特徴、
「変化を嫌う」点にある。
大谷翔平氏のように、運を味方につけようとする行動によって、これを
ある程度コントロールすることが可能になる。
つまり「運が良いことに結び付きそうな変化を見逃さない」働きをする。
潜在意識は休むことを知らず、常に命題に対して働き続けるので、
この命題を課している限り、【運】を見つけて逃さない脳の働きを行う。
逆に、日ごろから【運】が悪いと思っていると 「変化を嫌う」潜在意識は、
【運】を見逃す働きをする。
この動きは、スマホの通知機能である「PUSH機能」に似ている。
潜在意識は休むことなく超高速で外界からの刺激を処理し続け、
命題に添った事象が発生すると、顕在意識をPUSHするのだ。
 
それは、例えばこんなことで判る。
友人と映画の話をしていて、ある俳優の名前をどうしても思い出せない。
友人とさよならして家路についているとき突然、俳優の名前を思い出す。
あなたはとっくに俳優の名前を思い出すことを辞めたつもりだったし、
家路についているときは、夕食のメニューを考えていたにもかかわらず。
 
潜在意識は命題の答えを休まずに探し続け、見つけたとたんに
顕在意識にPUSH通知で知らせる。
この仕組みが判っていれば、【運】を味方につけることは難しくない。
潜在意識が【運】を呼び込むよう、プログラムしてやればいいだけだ。
先の、大谷翔平氏の場合は、潜在意識が【運】を探し続けるために
8つの行動によってプログラムしたのだ。
このプログラムする作業は、誰にでもできるし、それほど難しくない。
要は習慣化することである。
習慣になってしまえば、潜在意識は常に【運】を探し続け、
見つけるたびに顕在意識にPUSH通知で教えてくれる。
「運が悪い」と、常日頃 愚痴ばかりこぼしていると、
潜在意識は「運が悪いことが好きだし、運を見つけたとしても
それによって生活を、人生を変えたくない」と、
PUSH通知を行わず、顕在意識に気付かれない様に、捨ててしまう。
 
さて、あなたはこの話を読んじゃったので、
潜在意識に【運】をプログラムすることも、しないこともできます。
その選択は、あなたの自由です。
 
 
 

 

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