スポーツの練習や試合であれば「歯を食いしばって頑張る!」
イメージがつきやすいですよね。
力尽きそうになっても「気力を振り絞って走る!」
負けそうになっても最後まで「相手に、ボールに、食らいついていく!」
じゃあ、仕事においての頑張りって何でしょう?
「嫌いな上司からの、納得いかない指示だけど、
文句言われない程度にはやっておく?」
「文句の多い客だけど、表向きにこやかに応対する?」
「残業、嫌だけど、後片付けしておかないと店長に叱られるし!」
その「頑張り」は、あなたの目的に沿ってますか?
スポーツの時、頑張る事って、目的は何でしょう?
もちろん勝負になれば「勝つこと!」が目標ですね。
じゃあそこで、ズルして、反則して、勝つこと考えますか?
普通は「そんなことして勝っても意味がないよ!」って思いますよね。
正々堂々と勝負して、たとえ負けても清々しい。
スポーツの世界は、そういう部分が理解しやすいはずです。
ちゃんと公明正大に戦って勝つ!ことが目的にあります。
だから、肉体を酷使して練習に耐え、試合で頑張るんです。
仕事の目的って、何でしたっけ?
お金を儲ける事?
うん、それは確かに外せない。
でもね、
「お客様に喜んでもらい、社会に貢献する!」なんてこと、
大概の会社は、お題目みたいに掲げてますよね。
それ、あなたの目的にしちゃいましょうよ。
あなたの行動指針にしちゃいましょう。
そうすれば仕事において「頑張る!」の意味が見えてきます。
この仕事って、お客様が喜ぶかな?とか、
この提案は、取引先が歓迎してくれるかな?とか。
いつも、その仕事の意味を考えてみましょう。
それと、ズルはダメです。
ズルは、あなたがその仕事をなし終えたとき、モヤモヤが残ります。
そのモヤモヤは、ずっとあなたの心に潜み、あなたを腐らせていきます。
だから、堂々と公明正大に「お客様に喜んでもらう」をやりましょう。
お店を閉めた後、後片付けをするのは、店長のためじゃないんです。
あなたが奇麗にしたお店を訪れたお客様を喜ばせるためなんです。
文句の多いお客様に、あなた大好き!って言わせて、ファンにしちゃいましょう。
納得いかない指示は、納得いくまで説明してもらいましょう。
それが出来ない上司なら、戦ってください。
(暴力はだめよ)
それが、仕事において「頑張る!」です。
イヤイヤ長い時間、納得できないことを続けるのは違います。
そうは言っても、そんな事、簡単にはできないよ!
そう、人はコノテのこと、最初から出来ないと決めつけちゃうんです。
人生を重ねるうちに、そんなことする必要ない、やらないよ!って思っちゃうんです。
そして、愚痴ばかりのつまらない人生を過ごすんです。
たまにお金使って遊ぶのだけが楽しみになるんです。
これってもう人類の歴史的に決まりきったリザルトなんで、
ここから抜け出すには自分を変えるしかないんですよ。
だからね、最初はたった一つから始めましょう。
何か一つ取り組むたびに「この仕事は何のため?」ってちょっと考えてみましょう。
たとえ小さくても「お客様のためになることかな?」って考えてみましょう。
手のひらに「お客様のため?」って書いて、それを見て判断するのもオススメです。
それが、あなた自身の人生を楽しくさせるコツなんです。
もう今、この瞬間から、嫌々納得いかない仕事を「頑張る!」のはやめましょうよ。