最強運メンターの最強運セルフブランディング方法

人生100年時代の先頭集団を走る!社会変化に影響されない強い自分で生き抜こう!

他社には絶対秘密にしたい経営上の秘密

 

「当社のビジネスモデルの至る所に独自の工夫がある、

    これをマネされたら当社の売り上げが激減し、

    折角苦労して作り上げたビジネスが無になってしまう。」

 

こんな話を力説する経営者はとても多い。

だが、果たしてそうだろうか?

 

この話のキーワードは「苦労して作り上げた」のところである。

 

「これはビジネスモデルとして素晴らしいアイデアだ!」

 

実は、そのアイデアを考えたのは、その経営者が初めてではない。

人の考えなど、似たようなもので、誰も考えつかなかった事など

そうそうないのだ。

 

ここで重要なのは、

1.誰かが同じことを考えたかもしれないけど、

2.その実現のために実行に移し、

3.失敗も重ねながら試行錯誤を繰り返し、

4.その組織としていい塩梅に調整できた

という事実である。

 

これこそがノウハウであり、強みなのだ。

上っ面で誰かがマネしようとも、

試行錯誤を繰り返し、組織の総合力との調整を図った活動など

マネできるものではないし、マネしたところで

上手くいく保証など何もない。

 

ところが経営者は言うのだ。

「このビジネスモデルは、社外になど絶対教えられない!」

 

そうだろうか?

実際に試行錯誤しながら、調整しながら、コンタクト先を探しながら

一つ一つの課題をクリアしてきたノウハウなんて、

出来上がったビジネスモデルからは計り知れないでしょう。

それを維持運営しているノウハウもしかりです。

 

f:id:hiroaki-itoh:20181122113706p:plain

 

では、聞きたいと言ってくるひとに「教えてあげる」のはどうでしょう?

または一歩進んで「公開してしまう」のはどうでしょう?

 

どうやって細かく教えたところで、運用の細かいノウハウや

組織内の部署同士の連携、それぞれの細かい役割なんて、全部は教えきれません。

せいぜいビジネスプロセスマップで、

情報やリソースの流れを説明できればいい方です。

それも、当初のアイデア時点とはかなり違うデザインになってるはずです。

 

「いや、そんなことはない、

    ちょっと口にしただけで全容を把握されてマネされちゃう。」

 

もしそうなら、口にしてもしなくても、簡単にマネされるような

思い付きをやってみて、それがたまたま当たっただけです。

明日にでも、だれかがマネしてるかもしれませんし、

そもそも誰かがもう、過去にやってたことかもしれません。

 

そこでひとつ、面白そうなアイデアがあります。

 

公開して、いろんな人に意見を聞いちゃうのはどうでしょうね。

イノベーションは多様な意見のぶつかり合いから生まれます。

 

あなたの企業は、サピエンスとなりますか?

それともネアンデルタールとして滅びますか?(※1)

 

 

( ※1  参照URI  https://coach.co.jp/view/20181114.html )

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

2005-2019 有限会社ラムズ Mentorjapan事業部