2019年の成人の日、休日出勤で食堂がお休みなので、そんな時のワクワク 近所の丸源ラーメン(肉そば)まで行ってみた。
ここはラーメンも旨いが、商売も上手い。
ラーメンと炒飯のセット等、セット物もそれなりにあって、そのままでも十分満足なんだが、ここに「糖質50%カット麺」をプラス80円で提供しているのだ。
ラーメンと炒飯セットも、ラーメンと餃子セットも、ちょっとダイエット!なんて思っている層が多い中、「糖質50%カット麺」は気持ち罪悪感を軽くしてくれる。
ラーメンのカロリーが半分になるわけでもないが、ダイエットを気にしている客からも、客自身の負担で満足を提供し、なおかつ客単価を上げると云う商売の王道である。
ラーメンはブームの流行り廃りが激しい一方で、定番を求める客も多い、難しい商売だが、ここは「糖質50%カット麺」を上手いこと今の流行りに使った例と言えるんじゃないだろうか。
もちろん、最近は他のチェーン店でも「糖質カット麺」を選べる。
しかし、そのプレミアム価格を客に負担させた上、更にもう一品の客単価上乗せを図ることを上手に無理なく演出している。
もちろん「糖質カット麺」だから「もう一品!」なんて、イヤラしく押し出してないのがポイントだろう。
メニューに並んだ各種セットの上に、さりげなく「糖質カット」の存在をアピールすることで、イヤらしさを感じさせずに演出されている。
そんな訳で、わかってはいるけれども、今日はラーメン+ギョーザに「糖質カット麺」で罪悪感を少し減らしてみた。