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人間の普遍的な性質に基づいた企業価値の高め方

世の中には様々な「教え」がありますね。

本屋に行っても「◯×できない部下の育て方」とか「効率的な会議の開催方法」など 様々な「教え」が並んでいます。

これらの本は流行り廃りもありますが 似たような本が過去から延々と書かれ、売られてきました。

その一方で「ドラッカーのマネジメント」の様に 根強い人気で 延々と売られている本もありますね。

ドラッカーは有名人だからでしょうか?

もちろんそれもあります。

ではなぜドラッカーは有名になり その著書が延々と根強く売られているのでしょうか?

1つだけ明確な理由があります。

ドラッカーのマネジメントや経営哲学は、人間本来が持つ「普遍的な性質」を多く含んでいるからです。

「普遍的な性質」とは 多くの人々にとって当て嵌まる「事実」であり、一時しのぎの場当たり的なハウツーとは根本的に異なります。

 

コナン君が毎週「真実はひと〜つ!」と言ってますね。

でも本当は「真実は人の数だけある」が正しい答えなんです。

コナン君は毎週間違った事を 声を大にして言っちゃってます。

ところが 誰にとっても「真実」という事柄も多々あります。

それが「人間の普遍的な性質」なんですね。(一般的には「事実」と言いますね)

 

ドラッカーの本に記してあるような教えは、この「普遍的な性質」に根ざしたドラッカー自身の経験と学習によるものです。

どんな社会構造であろうと、どんな人種であろうと当て嵌まることの多い「普遍的な性質」を知ることは 成功を目指す人々にとって重要な学ぶべき事柄です。

過去 日本では表向き遊んでいるように見えても 実際は様々な「学び」を積極的に行うのが 企業のトップや大企業の経営層(少なくとも課長以上は)でした。

私も若い頃 休日に上司の家に招かれたりしましたが、その書棚にある圧倒的な書物の量に目が点になったものです。

そして勉強している上司ほど 口うるさくないのに部下がよくついていき、人間としても尊敬され、信頼されていました。

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時は変わって令和の今、自分の時間に勉強するような人々は激減し 上手く行かないことは他責にする経営者や幹部が圧倒的多数になってしまいました。

簡単に安い人材を使い捨てにできた時代、多くの企業が「人を育てる」事を放棄し そのツケが回ってきています。

一度途切れた伝統を復活されるには莫大なエネルギーを必要としますので、今更日本に「人を育てる」風土が根付くことは無いかもしれません。

ですが「あなたの会社・事業」なら 話は別です。

あなたの努力で「人を育てる」ができる可能性があるからです。

何のためにそんなことが必要なのか?

それは付け焼き刃的な「ハウツー」では 人は短期間しか動かないからです。

すぐに底が知れ バカにされた様な気がして 人が去っていきます。

 

ドラッカーの教えにあるような人間の普遍的な性質に根ざした方法であれば 人は喜んで賛同し、長期に渡って高いパフォーマンスを発揮することができます。

また長期に渡っていい取引ができる相手先が見つかります。

ファンになってくれる優良顧客を引き寄せることができます。

そのためには「正しい知識」を「短期間」に身につける必要があります。

 

このコロナ禍の中、モタモタしてたら あっという間に倒産・閉店です。

もっとも現時点で窮地に陥ってしまっている場合は別です。

その場合は 付け焼き刃的なハウツーで乗り切ることも選択肢になります。

ただし、乗り切った後はそれを継続してはいけません。

それを継続してしまった企業は 多くの場合 次の危機を乗り越えること無く潰れていきます。

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いずれにしても どちらを選択するか?は 経営者の自由です。

 

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2005-2019 有限会社ラムズ Mentorjapan事業部