「シェアライフ」(著者:石山アンジュさん)、読んだ方がいいです。
石山さんは、シェアライフで全ての社会問題が解決できると書いてますが、私はそこまでは思いません。
でも、多くの問題の解決策の一つであることは間違いなく、社会動向もシェア・エコに向かっているのは事実です。
これは、もっと大きな波になります。
その時、既存のビジネスモデルの多くが、完全に破壊されるかもしれません。
それだけの大変革です。
この本の中で、石山さんはこう書いています。
--- 単に消費して終わりだったサービスが、人とのつながりが個人にストックされている場になる ---
後半の文章は、この本を読んでシェア・エコの思想を理解しないと難しいでしょう。
ただ、「消費して終わりだったサービス」に、大きな変化が起きる事は判ると思います。
極端に言えば ”消費” の価値が極端なまでに無くなる、そう言っています。
”消費”することを価値にした商売は無くなるんです。
これは、消費経済に慣れ親しんだ我々にとって大変革です。
そうなったとき、既存のビジネスモデルで”耐える”商売を続けるのか、”消費”とは異なるサービスを提供できるのかが、大きな差になってきます。
既存の消費経済でビジネスをしてきた人間には想像がつきません。
解を求めるなら、その輪に恐る恐るでも、足を踏み入れてみた方がいいですね。
(先日お会いすることができたので、石山さんにサインもらいました)