「働き方改革で早く帰れるようになった結果、家でTVを見てるだけ」と云うニュースが話題になりましたね。
ちょっと意識の高い系は、月10万、20万の副業を目指す人も増えているようです。
今日ココで書きたいのは、折角の働き方改革ですから「もうちょっと頑張って、スキルアップに投資しませんか？」って事です。
人生100年時代、これまでの定年年齢の後にまだ20年、30年働く必要があります。
60歳を超えたあなたは、今の収入を維持した第2の仕事を見つけられるでしょうか？
今贅沢な暮らしを維持するために10万、20万の、スキルアップに繋がらない副業は危険ですね。
副業を選ぶなら、自分のスキルアップに繋がる仕事を選ぶのが懸命です。
例えば車を持っていてかつ、家でゴロゴロしているよりは！と、水商売の女の子を家まで送り届ける「送り」と呼ばれる仕事なんかは、ハードルが低くて取り組みやすい副業ですね。
車の運転ができて、車を持っていれば簡単に参入できます。
「運転代行のアルバイト」なども免許だけ持っている人には向いていると言えるでしょう。
では実際にこれをやっている人達って、スキルアップできるでしょうか？
どんな仕事であっても学ぶ事はあるし、学ぶ気があればいくつか吸収することは出来るでしょう。
でも60歳を過ぎてから20年、30年後まで雇用と収入を確保するための職業としてはお勧めできない事は、皆さんも想像がつくと思います。
誰でも簡単に参入できるということは、ライバルが増えたら簡単に蹴落とされます。
そうなれば、別のスキルを組み合わせるか、他のスキルで別の職種を探すことになります。
あなたはそんな時の武器（スキル）を持っていますか？
そのスキルを人に負けないモノとして磨いていますか？
もし、今の生活の中で「贅沢を維持するために簡単にできる副業」を選んでいるなら、考えてみてください。
時間に余裕があって、贅沢を少し我慢できるなら、ちょっとハードルの高いスキルアップを目指した方が懸命です。
今お勤めの会社も、社会も、増え続ける老人なんて助けてくれませんよ。
60歳を過ぎた第2の職業は、それまでの何倍もの収入格差・生活格差が広がります。
欧州では既にホームレスが増え過ぎて、大きな社会問題になっていますが、日本もこの社会問題はすぐそこまで来ています。
