あなたがこの先生きていく上でのリスクは何ですか?
かつて、生活はある程度保証されていた時代、
病気や怪我、事故が主なリスクとされていた。
ここ20年から30年前から、
大企業でも倒産する事がある時代になり、
給料は大幅に下がり、また目減りし、
生活の保証が無い時代に突入している。
これ事実だけど、実感のない人が大半。
この実感の無さは、
実感することを潜在意識が避けているから。
犯罪が起きると、必ずと言っていい程、
被害者も悪い、とする意見が出る。
この理由は実は判っていて、
「自分はあの被害者と違うから、
自分があの被害者みたいになる事は無い!」
そう思い込みたい潜在意識によるもの。
そんなものは、何の役にも立ちません。
むしろ、犯罪者を庇う行動にしかならない。
これと同じ様に、自分の将来のリスクを考えるときに、
どうしても「自分は大丈夫」と思い込みたくなる。
何の保証も根拠も無いけれど。
だから、リスクは慎重に、
起こりうる可能性を考えておく必要がある。
・ 会社が倒産して職を失う。
・ 病気や怪我で自分が職を失う。
・ 家計を支えてきた家族が職を失う。
・ 世界的に不況が長引き収入がより下がる。
・ 借金の返済が出来ずに家を失う。
果たして、あなたには、
一つも当てはまらない保証があるだろうか?
世界的にホームレスが増加していて、
あの理想都市とされるポートタウンでさえ、
白人のホームレス増加が問題視されている。
日本がそうならない保証など一つもない。
これらのリスクに備える事は出来ているだろうか?
そして、その備えとは何か?
日本で古くからある言葉、「裸一貫」が基本となる。
貯金など無くても、底をついても、
自分自身が持つ知識・行動力・信用力などが
リスクを低減させるために、最低限必要なスキルと言える。
そう言っても、ピンとこない人は、絶対来ないけどね。
自分だけは絶対大丈夫、なんて保証は無いんだけけどね。
乱暴に言うと、そもそも年収200万、300万ていうのは
もうちょっと下がったらアルバイトと変わらないレベル。
経済的には低レベルの仕事でしか価値を認められていない。
(もちろん経済レベルが人生の全てだ、
なんて言うつもりはないけれど、
最低限の経済的自立が無ければ話にならない。)
↓ ホームレスの実態に関する全国調査(平成30年度)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/uhs1993/1997/18/1997_32/_pdf/-char/en